バッテリーを長持ちさせるための知識とポイント

ドローンやスマートデバイスに使われるリチウムイオンバッテリーは、正しく使えば長持ちしますが、誤った使い方をすると寿命が短くなります。ここでは、バッテリー寿命に影響する主な要素と、日常でできるバッテリーを長持ちさせるためのポイントをまとめました。

 

バッテリー劣化の主な原因

1.満充電状態での長期保管

100%まで充電したまま長期間放置すると、バッテリーに負荷がかかり寿命が短くなります。

 

2.高温・低温での使用や保管

35°C以上や0°C以下の環境はバッテリーの劣化を早めます。直射日光下や暖房の近くでの保管には注意してください。

 

3.短時間での連続使用

連続使用でバッテリーが高熱になると劣化の原因になります。使用間に冷却時間を取ることが大切です。

 

4.リチウムイオンバッテリーの特性による自然劣化

使用しているだけでも徐々に容量は減っていきます。

 

5.過放電状態での長期保管

0%近くまで使い切った状態で長期間放置すると、回復不能な劣化が進むことがあります。

 

バッテリー寿命に影響する4つの大切な要素

1.放電しすぎないこと

バッテリーを0%まで使い切るより、20〜50%程度で充電する方が寿命は長くなります。NASAの実験では、50%で充電する方が寿命が約2倍になることが示されています。

 

2.正しい充電のしかた

・過充電は避ける
・純正または認証済みの充電器を使用
・スマート充電機能がある場合はオンにする
・充電完了後はできるだけ早く充電器から外す

 

3.温度に注意

15〜25°Cが最も理想的。高温や低温での使用・保管は避け、使用中にバッテリーが熱くなった場合は冷却時間を取る。

 

4.保管時の電池残量

長期間使わない場合は50%前後にして涼しく乾燥した場所で保管。1〜2か月に一度は充電し、過放電を防ぐ。

 

日常でできるバッテリーを長持ちさせるためのポイント

1.こまめに充電・使用する

残量が20〜80%の範囲で使うことを意識すると、負荷を減らせます。

 

2.使用後や連続使用の合間に冷ます

使用後や連続フライトの後は5分ほど休憩を取り、熱による劣化を防ぎます。

 

3.定期的にバッテリーをリセット

3か月に1回、フル充放電を行うことで、残量表示を正確に保てます。インテリジェントバッテリーでない場合は、機体本体で完全充電サイクルを実施。

4.ソフトウェアを最新に保つ
ファームウェアにはバッテリー管理の最適化が含まれていることがあります。定期的にアップデートを行いましょう。

5.劣化を感じたら早めに相談
容量が70%を下回った場合は無理に使用せず、サポート窓口に相談してください。膨張や液漏れなどの異常があれば直ちに使用を中止。

さらに押さえておきたいポイント

・長期間使用しない場合は機体から取り外して保管

バッテリーへの負荷を軽減し、過放電のリスクを下げます。

 

・充電と再使用の間に冷ます

充電中に熱を持った場合は、少し待ってから使用しましょう。

 

・残量が20〜30%になったら充電開始

過度に残量を減らす前に充電するのがベターです。

 

・短時間での連続使用は控える

すぐに高温になる場合は休憩を入れましょう。

 

このように、日常のちょっとした使い方の工夫で、バッテリー寿命を大きく延ばすことができます。正しい使い方を知り、愛用のデバイスを長く安心して使いましょう。
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